レジリエンスとの出逢い
僕がいつもお世話になっている市民活動の相談員さんがいまして。
その方の講話の中で「レジリエンス」という言葉と出逢いました。
話を聞く中でリハビリテーションと通じる部分があると感じました。
作業療法士さんとかは知っているのかな?
ちなみに「リハビリテーション」は「rehabilitation」。
「re」+「habilitate」
re:「再び」 habilis:「適する・取り戻す」
レジリエンスは困難をしなやかに乗り越え回復する力
レジリエンス(resilience)を日本語に訳すと
- 「回復力」
- 「復元力」
- 「耐久力」
- 「再起力」
- 「弾力」など
「困難をしなやかに乗り越え回復する力(精神的回復力)」
レジリエンスは精神的な面=こころに焦点があたっているわけですね。
今話題の”フレイル”との繋がりを勝手に広げてみた
レジリエンスという言葉を調べていたら、対義語は脆弱性と記載がありました。
脆弱性??フレイルのような状態?
フレイルは”加齢により心身が老い衰え、ストレスに弱くなっている状態”だね
ちなみに脆弱の対義語になると、堅牢・頑強。英語でロバスト。
フレイルに対し健康な人をロバストと呼ぶよね!
ロバストは単に強い:ストロングではなく、「しなやかさ、ばらつきの少なさ」という意味が含まれるらしい。
しなやかな強さが重要なんですね!
ということはただ健康=ヘルスではなく、しなやかに健康でないといけないわけですね。
「しなやか」なからだとこころでいきいきと
まず、身体が硬い。これはしなやかではないですね。
ストレッチをしましょう。
ストレッチの方法もお伝えしていけたらと思っています!
レジリエンス・コンピテンシー(レジリエンスを高める要素)
①自己認識:自分の状況を客観的に認識する
②自制心:目的のために考えや行動を変化・コントロールする
③精神的柔軟性:物事を多面的・柔軟に捉える
④現実的楽観性:楽観的(非現実ではない)に前向きに物事を捉える
⑤自己効力感:「自分はできる」と自分の可能性を認知する
⑥人とのつながり:支えあえる関係
失ってしまった身体機能やできなくなってしまった動作をみて『できない』と思ってしまうのではなくて、
まだまだ元気な”機能”や”できる動作”に着目し前向きに生活する。
例えば足を骨折して歩けなくなってしまった。けど腕は使えて車いすでどこでもいける。
という場面はリハビリでもたびたびありますが、これらに当てはまる要素ですね!
これらを高め、様々なストレスや困難にしなやかに対応(乗り越える)できるようにしていきたいものですね。
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