加齢に伴い気になるのが、体力や認知機能の低下、そして社会とのつながりの減少。そんな中で、「健康のために何か始めたいけど、一人では続かない…」と感じていませんか?
そんな方におすすめしたいのが、孫(子ども)とのふれあいを通じた“健康習慣”づくりです。
子どもと過ごす時間には、体を動かす喜びや心がほぐれる癒しがたっぷり。
高齢者施設へ幼稚園児が交流に行ったり、お孫さんの結婚式を目標にリハビリを頑張っていた方もいらっしゃいました。僕のお友達もマルシェにお孫さんと来てくれてましたしね!
この記事では、世代を超えて一緒に楽しめて、健康づくりにもつながる活動をご紹介します。
「続けられる」「笑顔になれる」健康習慣を、ぜひお孫さんとの時間の中に取り入れてみてください。
孫と楽しむ健康習慣づくり|一緒にできる体を動かす活動5選

- 一緒にラジオ体操で一日のスタートを元気に
- 公園ウォーキングで四季の自然を感じよう
- ガーデニングで心と体をリフレッシュ
- 昔ながらの遊び(竹とんぼ・けん玉)で楽しく運動
- 簡単なストレッチで柔軟性を高めよう
一緒にラジオ体操で一日のスタートを元気に
ラジオ体操は、誰もが知っている簡単な運動ですが、実は全身の筋肉をバランスよく使う健康習慣として非常に優れています。朝の5分だけでも、血流が良くなり体が目覚め、1日の活動がスムーズになります。
孫と一緒に行えば、「今日は第1体操?第2体操?」と声をかけあいながら続けられるので、継続しやすく、会話も自然と増えます。
✅ポイント
深呼吸や手足を伸ばす動作は、関節の柔軟性や姿勢の改善に効果的です。姿勢の改善は、転倒予防にもつながります。
公園ウォーキングで四季の自然を感じよう
近所の公園を一緒に歩くだけでも、十分な運動になります。特に孫となら、道端の花を見たり、小さな昆虫を探したり、自然とのふれあいを通じて心も元気になれます。
ウォーキングは、膝・腰に無理なくできる有酸素運動で、動脈硬化や高血圧の予防にもなります。
✅ポイント
「歩幅を広く」「背筋を伸ばして歩く」ことで、ふくらはぎのポンプ機能が働き、下肢の循環も改善されます。
ガーデニングで心と体をリフレッシュ
土に触れ、植物を育てることで、五感が刺激され、ストレスが軽減されます。孫が水やりや収穫を手伝ってくれると、「育てる楽しさ」と「観察する楽しみ」を一緒に味わえます。
春はミニトマト、秋はさつまいもなど、季節に合わせた野菜を選ぶと会話も弾みます。
僕はおじいちゃん子だったので、畑の野菜をとってBBQをしたり、山にタケノコをとりに連れていってもらいましたね~今はひ孫に収穫体験させてくれます!
✅ポイント
しゃがむ、立つ、伸びるという動作は、バランス力や柔軟性の維持に役立ちます。骨粗しょう症予防にも効果的です。
昔ながらの遊び(竹とんぼ・けん玉)で楽しく運動
昭和の時代に親しまれた遊びには、実は健康維持に役立つ動作がたくさん含まれています。竹とんぼは手先の動きと目の追従運動、けん玉はバランス感覚と集中力を使います。
孫と一緒に「おじいちゃんすごいね!」「昔はこれ得意だったんだよ」と話せば、世代を超えた理解と尊敬が育まれます。
YouTubeやゲームで遊ぶことが多い傾向にあるので、こういった昔の遊びを通した経験は貴重ですね。
✅ポイント
指先の細かい動作は脳の活性化に繋がり、認知症予防としても効果的です。
簡単なストレッチで柔軟性を高めよう
孫と一緒に寝転んで「のび〜!」と全身を伸ばすだけでも、十分なストレッチになります。YouTubeなどで子ども向けの簡単なストレッチ動画を一緒に見るのもおすすめです。
孫に教えてもらう形にすると、役割の逆転でやる気が出やすいのもポイントです。
✅ポイント
柔軟性が高まることで、転倒リスクが下がり、日常動作もスムーズになります。
孫との時間を通して心の健康も育てよう|コミュニケーション重視の活動5選

- 一緒に料理して食育と健康意識を高める
- 祖父母の昔話と絵日記作りで記憶力アップ
- 孫とのボードゲームで脳を活性化
- 地域のイベントやお祭りに一緒に参加
- 推し活や趣味をシェアして感性を育む
一緒に料理して食育と健康意識を高める
一緒におにぎりを握ったり、フルーツを切ったりと、簡単な料理を通じて食材や栄養の話ができるのも魅力です。完成した料理を一緒に食べることで、満足感や達成感が得られます。
✅ポイント
手を使う作業は運動機能の維持につながります。計量や手順を覚えることは、認知機能のトレーニングにもなります。
祖父母の昔話と絵日記作りで記憶力アップ
「おじいちゃんが子どものころは…」という話は、孫にとっては新しい発見の宝庫。聞いた話を一緒に絵日記にすることで、会話と創作がセットで楽しめる活動になります。
✅ポイント
過去を思い出す「回想法」は、認知症予防としても医学的に効果があるとされています。
孫とのボードゲームで脳を活性化
オセロや将棋、トランプなど、シンプルなルールのゲームでも、戦略を考えることで脳をしっかり使います。負けても勝っても笑顔で楽しめば、心の交流の時間にもなります。
✅ポイント
ボードゲームは「判断」「記憶」「集中」「手の操作」など多面的な認知機能を刺激します。
地域のイベントやお祭りに一緒に参加
町内会の夏祭りや、地域の健康フェスタ、自治体の運動教室など、地域のイベントに一緒に参加することで外出のきっかけになります。
孫がいることで周囲との会話が増え、社会的なつながりの維持にも役立ちます。
✅ポイント
「出かける目的」があるだけで、活動量が上がり、生活不活発病(ロコモティブシンドローム)予防につながります。
推し活や趣味をシェアして感性を育む
最近では、祖父母世代にも「推し活」をする方が増えているそうです。「押し活」。僕自身はこの言葉まだ使ったことはないですね~(笑)
孫の好きなキャラクターやアーティストの話を聞いてみると、意外な共通点があるかもしれません。
一緒にコンサート映像を観たり、イラストを描いてみたりするだけで、感性の交流が生まれます。
✅ポイント
新しいことに触れることで脳が刺激され、うつ予防や自己肯定感の向上にもつながります。
まとめ|「孫と健康」は最強の組み合わせ!
孫との時間を通して行う健康習慣は、「楽しいから続けられる」「自然と運動になる」「心の充実にもつながる」という、まさに一石三鳥の効果があります。
大切なのは「無理をしないこと」「一緒に楽しむこと」。
孫と笑い合いながら過ごす時間が、未来の元気な自分をつくるカギになるはずです。
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