3月29日に共催である地域のふれあいサロンの代表者といきいき元気あっぷ教室の反省会を行いました。
全15回駆け抜けた1年でした。教室を作り上げ、盛り上げてくれた方々はもちろんですが、休日を使って出かけていくことを許してくれ、さらに活動を応援してくれた家族には感謝感謝です!
1年の活動を通して地域の多くの方と関わり、繋がれたこの教室を実践したことは大きな財産になったと思っています。
簡単に結果の報告と感想を書かせていただきます。
いきいき元気あっぷ教室
いきいき元気あっぷ教室は焼津市を4つの地区に分け、各地区4回のコースで構成されています。
いきいきと生活するために介護予防を目的として、運動だけではなく様々な取り組みを体験してもらう教室として企画しました。
また、多くのボランティアスタッフにもご協力いただき、住民を巻き込んだ介護予防教室となりました。
参加人数
各教室に10~15人の参加があったので、参加者は延べ178名となりました。
支援者は行政・講師・ボランティア合わせて延べ223名でした。
数年前まで焼津市に知り合いがほぼいなかった僕がこれだけ多くの方と繋がれたということはとても嬉しいことです。
共催サロン代表者の広い人脈と行動力は素晴らしいなと感じました。
感じたこと
市内にも地域差があった
焼津市の4地区での開催となりましたが、参加申し込み状況や参加者の心身の状態には大きな差があるなと感じました。
北側は高齢化率が高く、中央は若年者の転入が多かったり、大井川地区は後から合併した地区であったりと。
それは参加者だけでなく公的機関の対応などにも印象を受けました。今まで呼ばれて出張することが多かったですが、1年間運営も微力ながらさせていただいたことで実感しました。
ボランティアの力
参加人数にも書きましたが、参加者よりボランティアの人数が多い結果となりました。焼津市のシニアを支えるために、これだけ多くのボランティアが集まったことは大きな成果だと思います。
来年度以降、運営が当団体のみとなります。ここまで多くのボランティアの参加は、管理面で実現が難しいと思います。内容も絞るのでなおさら。
でも今年度の繋がりを活かし、活動の応援・支援・お手伝いをお願いしようと思います!
教室終了後の支援
教室に参加はするが、家では結局あまり動かない方。通うことが精いっぱい、運動がままならない方が少なからずいらっしゃいました。
そういった方々を地域の場に繋いだり、場合によっては適切な機関に繋げる。
これは地域での繋がりを作ってきたからできる事だと思います。
4回の教室はあくまできっかけ。そこからどうアクションするか、アクションしてもらうか、それが重要なので、地域の一員としての理学療法士としてできることをしていきたいです。
最後に
焼津での活動は共催サロン代表者との出逢いがなくてはならないものでした。
出逢ったころ伝えた体操を今でも実践し続けてくれていて、「やり始めてから身体が良くなった」。
「長谷川くんのような地域で頑張っている若者がもっと地域と繋がってほしい」。
と会うたびに話してくれます。
この事業は終了となりますが、これからもサロンにお邪魔し気軽に頼れる身体の専門家として・地域の仲間としてお付き合いできたらと思います!!
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