今回は、僕たちの身近にある「自転車」と健康についてお話しします。自転車は移動手段のひとつですが、運動としても健康にいい影響があります。強度が高いにも関わらず、負担が少なく、簡単に日常生活に取り入れることが可能です。自転車の運動効果とメリットについて書いていきます。
体全体を動かす全身エクササイズ
自転車をこぐ動作は、足だけでなく体全体の筋肉を使うエクササイズです。ペダルをこぐことで下半身の筋肉を使い、ハンドルを握ったり、体幹をしっかり保つことで上半身の筋肉も使用します。
以前紹介したメッツという運動強度の指標でも、スピードによって変わりますが4.0~8.0メッツくらいになります。
運動としては下記のような特徴があります。
- あまりきついと感じなくてもしっかり心拍数をあげることができる
- 消費エネルギーが多い(歩きと比べて)
- 坂道を走ると格段に運動効果が高まる
有酸素運動で心肺機能アップ
自転車は一定時間漕ぐことで有酸素運動として心肺機能を高める効果があります。これにより、体力や持久力が向上し、日常生活で疲れにくくなる効果があります。また、有酸素運動は脂肪燃焼によるダイエット効果も期待できます。
関節への負担が少ない
走るよりも自転車に乗る方が、関節への負担が少ないと言われています。特に膝や腰に負担を感じやすい方でも、自転車なら安全に運動を楽しむことができます。
まとめ
自転車は負荷が少なく、効果的な運動を行うことができます。運動が苦手な方も移動を自転車に変えることで導入しやすいと思います。移り変わる景色を楽しんだり、季節を感じることもできますしね。ただし、転倒や交通事故の危険性がありますので、交通ルールを守り注意しましょう。
コメント