デスクワークをしていると、つい気づかないうちに肩こりに悩まされることがありますよね。
この記事では、デスクワークと肩こりの関係や、肩こりの原因、そして効果的な対策方法をわかりやすく解説します。
長時間同じ姿勢を続けたり、適切でないデスクのセッティングが肩こりを引き起こす大きな要因となります。
定期的なセルフケア・ストレッチや適切な姿勢、そして作業環境を整えることで、肩こりを予防し、和らげることができます。
肩こりに悩む人も、デスクワークが多い人もこの記事を参考にしていただけたら嬉しいです。
デスクワークと肩こりの関係
まずは肩こりの基本とデスクワークと肩こりの関連性について説明します。
- 肩こりの基本
- なぜデスクワークで肩こりが起きるのか
- 肩こりをスッキリさせるコツ
- 肩こりが与える頭や腰への影響
肩こりの基本
肩こりとは、首や肩周辺の筋肉が緊張して硬くなり、痛みや違和感を感じる状態を指します。
この状態は、筋肉が長時間緊張したままになることで起こります。
例えば、長時間コンピューターの前で作業すると、首や肩の筋肉が同じ姿勢で固まってしまい、それが肩こりを引き起こします。
なぜデスクワークで肩こりが起きるのか
- 同じ作業を続ける
- 頭の位置が前にある
デスクワークをしていると、多くの人が同じ姿勢での作業を続けることが多いです。
特に、モニターやキーボードに手や目が集中し、つい姿勢を崩してしまいがちです。
さらに頭の重さは体重の10%といわれ、だいたい4~6㎏になります。ボーリングの玉と同じくらい重いと思うとビックリです!
作業をしている時に、その重い頭が前方に位置することで、首の筋肉の負担が非常に大きくなります。
このような状態が長時間続くと、首や肩の筋肉が緊張し、肩こりの原因となります。
肩こりをスッキリさせるコツ
- 定期的なストレッチ: 仕事の合間や休憩時に、首や肩のストレッチを行うことで筋肉の緊張を解消します。例えば、首を横に倒して首筋を伸ばしてあげたり、首を大きくゆっくり回してあげる動き。肩をすくめて少しとめて、力を抜く動きも緊張を和らげます。
- リラックスタイム: 作業の合間には、丸まった姿勢を起こし、胸をひろげて深呼吸をすることで全身の筋肉の緊張を和らげることができます。
肩こりが与える頭や腰への影響
肩こりが進行すると、他の部位にも影響を及ぼし、頭痛や腰痛などの関連症状が出てくることがあります。
これは、首や肩の筋肉は頭や腰ともつながっており、緊張が影響を与えてしまうからです。
デスクワークによる肩こりの予防&対策方法
次のセクションでは肩こりを予防するための正しい姿勢や日々できるケアについてご紹介します。
- 正しい姿勢で作業をする
- 快適な環境作りやおすすめグッズ
- 日常に取り入れたいストレッチ
正しい姿勢で作業をする
- 画面の高さと位置: モニターの上部が目線の少し下になるように調整し、キーボードやマウスが手の届く位置に配置します。目とモニターの距離は40㎝以上。
- 椅子の調整: 足が地面にしっかりとつくように、椅子の高さを調整し、背もたれやアームレストで体をしっかりとサポートします。
机の高さを調節でき、座っての作業だけでなく、立っての作業ができる環境も見たことがあります。なんとなく、かっこいいですよね!
快適な環境作りやおすすめグッズ
- クッション:お尻に敷くことで圧を分散してくれます。しかし、柔らかすぎると姿勢が崩れやすくなるので注意。
- 足台:足の裏全体が地面にしっかりつくように、台をかませてます。椅子の高さが調整できなくても対応できます。
- パソコンスタンド:ノートパソコンを使っているとどうしても目線が下になってしまいます。スタンドを使用し位置を高くすることができます。
- バランスボール:あえて不安定な座面に座り、骨盤をまっすぐ保ったり、体幹を鍛えたりしている方もいるそうです。
日常に取り入れたいストレッチ
- 首筋ストレッチ:首を横に倒し、首筋が伸びているのを感じます。
- 肩回し:手で肩を触り、肘を中心に円を描きます。肩甲骨が動いているのを意識します。
- 肩甲骨の運動:肩甲骨を外側に開いたり、内側に寄せたりします。
今回のポイントまとめ
- 肩こりはデスクワークによる長時間の同じ姿勢や悪い姿勢によって引き起こされる。
- 作業の合間にストレッチや休憩をはさむことが重要。
- 肩こりは頭痛や腰痛を引き起こす原因にもなる。
- 日々のデスクワーク環境を整え、良い姿勢を保つことが一番の予防方法になる。
- 定期的なストレッチで身体をケア・メンテナンスすることも重要。
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